BGM(バックミュージック)について
前回は【場面曲】についてご説明しましたが、
今回は【BGM】いわゆるバックミュージックについてご説明しようと思います。
選べるBGMは一般的には
◆ 迎賓中BGM(挙式後ゲストが披露宴会場に入るときに流れている)
♪ 明るめ曲、落ちつきめ曲が◎
約20~30分程度の時間で使用することが多いです。
◆ 食事中BGM(乾杯以降の食事中に場面曲以外の歓談中に流れている)
♪ 落ちつきめ曲が◎
基本的には盛り上げるためのBGMではなく、食事中に出てしまうシルバーやプレートの衝突音等を緩和させるイメージで、食事中の会話の邪魔にならない程度のボリュームで使用します。
おすすめのジャンルはボサノヴァやジャズが個人的には過ごしやすい雰囲気になると思います。
オーケストラやサントラを使用する方もいらっしゃいますが、これらは強弱で効果を狙っている演奏だったりすることが多いので急に静かになったり急に音が大きくなったり…というように聴こえてきてしまうことがありますので注意が必要です。
また、リラキシングCD(ピアノオンリーやオルゴールの楽曲のみのアルバム)は思っているよりも静かな雰囲気になりますので一度ご自宅で一通り聴いてそこで食事や歓談をしている雰囲気を想像してみるのが良いかもしれません。
約60~80分程度(アルバム1枚分くらい)の時間で想定し選んでおいた方が安心です。
◆ 送賓中BGM(ゲストをお見送りしているときに流れている)
♪ 明るめ曲、落ちつきめ曲が◎
しっとりしててもいいのですが、お見送りがあまりにしっとりしていると少々寂し気な雰囲気になってしまう恐れがあるのでどちらかというと披露宴の余韻を味わえるような明るめかつ落ち着いた雰囲気のBGMがおすすめです。
ゲストへの感謝の気持ちを込めて【ありがとうソング】が入ったBGMを選んでみるのも良いですね。
会場にもよりますが長くても約15~20分程度の時間が多いです。ゲストの人数にもよるので一概には言えませんが私の経験では早いと5分程(1曲分くらい)で送賓完了となってしまうこともありました(笑)
あとは、進行上でデザートブッフェを行う披露宴では
◆ デザートブッフェ中BGM(デザートブッフェが始まると流れている)
♪ 明るめ曲が◎
可愛いデザートが並んでいるデザートブッフェの時間は楽しいです!なので明るめでテンポの良いBGMを選ぶと楽しい雰囲気がより演出されるかと思います♪
進行状況にもよりますが約20分程度が多いかと思います。使用する曲順の指定をするのでしたら1曲目は冒頭から盛り上がる曲がおすすめですよ!
以上がよくある主なBGMです。
会場規約にもよると思いますが、原盤CDの使用のためBGMはそれぞれ1枚ずつのディスクでお願いされる会場が多いのではないでしょうか。
同じアーティストの曲ばかり流れるのはちょっと…という方はコンピレーションアルバムを選ぶといいと思います。
注意は場面曲で使用予定の楽曲がBGMに含まれないようにすることです。
場面曲で使用する曲が直前でBGMとしてサラッと流れてしまった…となると例えゲストが気にならなくてもとっておきの選曲をしたお二人には少々とっておき感が薄れてしまいますよね…
必ずリストをチェックしておきましょう。
3記事に亘ってご説明いたしましたが、以上が披露宴にて使用するであろう音楽についての、使用方法やおすすめな雰囲気の目安と思っていただけると良いかと思います。